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異職種へ転職するエンジニア事情について

日曜日, 11月 6th, 2016

エンジニアの中には、異職種へ転職する人も多くいます。
それまでの経験やスキルを捨ててまでも、未経験となる仕事へ転向することには理由があります。
そこには業界の職場事情がありますが、多くの下請け会社は人材育成にまで手が回っていないのが現実です。
そのために、日々の業務に追われてスキル磨きができないままに、年齢だけ重ねるエンジニアも多くいます。
それに加えて若い人材が新しい技術を携えて、次々に業界に参入してきます。
そのような事情の中で、現場の一線で活躍し続けることは難しいのです。

そこで管理職へ転向するのか、それともさらに下請け業者へ移動するのか選択を迫られます。
管理職とならない限りは収入も大きく減少するために、やむなく異職種へ転職することを考える必要が生じます。
けれども、エンジニアとしての技能を生かすことで、満足できる条件で職を変えることは可能です。
具体的には、問題点や課題を自分で探し出して解決する能力を身につけることが挙げられます。
これはプログラミングという作業だからこそ、深めることができる利点です。
普段の業務の中でそれを意識することによって、深めていくことができます。

たとえ業界での専門技術を深めることができなくても、このようなビジネススキルに繋がるものを高めることは可能です。
会社からは育成教育が受けられないとしても、ある程度自分で自由にスキルは磨けます。
そのような点においては、自由度が高い職場と言えます。

異職種への転職は可能

火曜日, 10月 25th, 2016

転職するということ全てに言えることですが、前職の経験をいかに活かせるかが重要です。
当然、それが異職種の場合であれば同職種と比べて難しくなるということは間違いありません。
ただし、熱意を持って仕事にあたってくれることを第一に据えている企業も多く、他にやりたい仕事があるならチャレンジの価値はあります。

たとえば、年によって多少異なりますが、職種を選ばない場合ならば求人の50%ほどは経験不問のこともあります。
もちろん年齢による制限はある場合が多いですが、そうした求人を利用したりして異職種で働く人は意外に多いのです。
転職した人の中で、異職種で働き出した人は三割ほどもいるのです。
そして前職の経験が全く活かせないということは、実は珍しいということもこうした事情の裏にはあります。
例えば販売職の人が営業職になる場合、お客様と対話するということに関してはどの仕事でも同じです。
これがエンジニアであれば、例えばSEなら多少は広い意味での企画力、実現力が培われているはず。
そうした経験を活かして全く異なる分野でも問題を解決してきた能力を活かして働くことができます。

プログラマーも、いかに打ち間違えを無くすかなどの努力と経験を活かしてアピールできます。
前職での経験は考えようによって、いくらでも次の仕事を得るためのアピールポイントに変えていくことができるのです。
もちろん年齢のこともあり、難しいこともあります。
しかし、仕事の紹介業を真摯に取り組んでいる人達は、そうした問題を解決に導く提案力も持っています。
自分には転職は無理と思わず、一度相談してみれば新しい境地が開けていくかもしれません。